古〜いiMac (Early 2008) にMavericks (OSX10.9) をインストールしてみたよ!
消費税率が4月から上がると聞いて、駆け込みでMacを新調しようかと思いましたが、税率アップ後に新型のリリースがあるだろうと思い、やめることにしました。
その代わりと言ってはアレですが、私がこれまで使ってきた古いiMac(Early 2008, 20インチ) に最新のOS、Mavericks(10.9)をインストールして延命を図ろうという試みにトライしてみました。今回は、この手順を覚え書きという意味を込めて掲載しようと思います。
なお、Mavericksへの移行は、2013年末〜2014年にかけて行ったもので、当時の最新バージョンは10.9.1でした。
最初に、インストールの前に、アドバイスをいくつか。
・Snow Leopard(OS 10.6.8)〜Mountain Lion(OS 10.8)をインストールしておく
結構古い機種でもインストールできるので、アップグレードがまだの方はインストールしておきましょう。
・インストールはまとまった時間が取れたときに行いましょう
予期しないトラブルがあったりすると、結構時間をとられるので。
・HDをSSDにしておくと結構速い
古いiMacだとHDDを交換できるので、起動や動きがキビキビしてストレスを感じなくて済みます。交換方法はいろいろなブログで紹介されているのでそちらを参照して下さい。
(1)Time Machineでデータのバックアップをとる
インストールが万が一失敗したときのために、あらかじめデータのバックアップをとっておきましょう。バックアップは「Time Machine」を使います。パソコン画面右上のメニューバーを見ると、時計マークのアイコンが見えると思います。そこをクリックして環境設定を開きます。
Time Machineを「入」にして、バックアップ用のハードディスクを選択します。
最初は結構時間がかかりますが、バックアップをとることができます。容量にもよりますが、数時間単位かかりますので寝る前に仕込んでおいて、朝起きたら完了、というパターンでもよいかと。
(2)App StoreでMavericks(OS10.9)をダウンロードする
次に、App StoreからMavericks(OS10.9)のインストーラーをダウンロードします。「A」のブルーアイコンが、App Storeの入り口です。
クリックすると、最初におすすめページが表示されますので、Mavericksのアイコンをクリックするか、右側に見える「Apple App」から「OSX Mavericks」をクリックして選択、ダウンロードしましょう。
(注意)
インストーラーは結構重くて、だいたい5.3GBあります。ADSLだと結構時間がかかりますので、こちらも寝る前に仕込んでおくとよいでしょう。
(3)Mavericks(OS10.9)のインストーラーが消えないようにバックアップ
次に、Mavericksのインストーラーをバックアップしておきましょう。これは、HDDが壊れたなどの理由で、再度インストールしなければならない場合などに、すぐに対応できるようにするためです。そのため、ダウンロード後の自動インストールは行わないようにしておきましょう。
アプリケーションの「OSX Mavericks インストール」を右クリック(右クリックボタンがない場合は、CONTROLを押しながらアイコンをクリック)して「パッケージの内容を表示」→「InstallESD.dmg」ファイルをどこかにコピーしておきましょう。「OSX Mavericks インストール」フォルダを丸ごとコピーしておいてもよいかもしれません。この「InstallESD.dmg」ファイルがあると、USBメモリにインストールメディアを作成できます。このメディアの作り方は、Mavericksのインストールメディアの作り方をご参照下さい。
(4)インストールを始める
これでインストールの準備は完了しました。心おきなく進めていきましょう。
まずは「OSX Mavericks インストール」をダブルクリック。
インストールするディスクを選んで、「インストール」をクリック。
終了したら、「再起動」をクリック。
これで、Mavericksがインストールされました。
スクリーン左のリンゴアイコンから、「このMacについて」を選択すると、
バージョン10.9.1と表示されました。
次回は、最新OSを乗せた旧型iMacを数ヶ月使用してみて、良かった点、悪かった点を記事にまとめてみようかと思います。
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