8/20発売「昭和40年男」増刊号でもAIWA TPR-101は国産初のラジカセという間違いを流布している?

2019年8月20日

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以前、ラジカセ本をつくったときに
アイワのTPR-101は国産初でも、
世界初のラジカセでもないことを
ご説明しました。
念のためですが、国産初という意味は
「発売年月」という意味で用いています。
それからご指摘をいただきましたので少し追記しました。

(関連記事)
[衝撃] 世界初・国産初のラジカセはアイワのTPR-101ではなかった!!

[謎] AIWA TPR-101はなぜ国産初・世界初のラジカセといわれるようになったのか?

しかし、メディアの方々もまだよく理解していないようで、
雑誌「昭和40年男」の増刊号である
「俺たちをときめかせた音楽モノ大全」でも
同じ過ちを繰り返していますね。
8/20発売だそうです。

このエントリーを書いている段階ではまだ発売前なので、
出版社の公式サイトで見られるサムネを見ています。

AIWAのTPR-101のキャプションにはこうあります。

「国産初のラジカセは、AM/FM/短波の
3バンド対応モノラル機。直方体にツマミやボタンが
付いたスタイルが懐かしい。
大卒初任給3万600円の時代に2万5,900円で発売」

う〜ん、この清々しいまでの無知っぷりに
驚嘆いたしました(笑)。

実はウィキペディアのページは相変わらず
AIWAのTPR-101は国産初、と書いたままなので
そこら辺を鵜呑みにしちゃっているんだなーと
思った次第。

ラジカセ本を制作していて強く感じたのは、
情報を鵜呑みにしてしまう怖さですね。

編集者は似た内容の雑誌や書籍を資料として購入し、
チェックするのが普通なんですがね……。

この本を作っていたときにいろいろ調べたんですが、
アイワのTPR-101よりも前に
少なくとも2機種のラジカセが
すでに発売されていたことを確認しています。
もっと調べれば増えるかもしれません。
詳しくはこちらの本をご覧ください。

(追記)
ビデオトパーズの中村さんからコメント欄でご指摘いただきました。
4ページの下側に、

おことわり/「国産初のラジカセ」について
近年まで「国産初のラジカセは1968年発売のアイワ「TPR-101」というのが通説でしたが、2017年に発売された「ニッポンラジカセ大図鑑 1967-1988」(スタンダーズ刊)によれば、それ以前にも発売されたラジカセも存在したことが確認されています。しかし、本増刊号においては総集編という性質上、基本的には初出掲載時のまま、アイワ「TPR-101」を国産初という形で構成しております。あらかじめご了承ください。

とあるそうです。少しずつアップデートされているんですね。
ただ、そうであるならば、キャプションにはせめて
「デザイン的、機能的には国産初」といった表現がほしかったと思います。

次回、昭和40年男がラジカセ特集をするときは、
初出掲載時ではない機種を掲載していただければ幸いです。

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